四街道の歴史を垣間見る、「四街道の歴史展」が開催中
四街道市の縄文時代~昭和の近代までを一気に垣間見ることができる、
「四街道の歴史展」が文化センター(201,202号室)で開催中です。
四街道市の歩み、地域に眠る文化遺産など、説明文と共に多くの展示物が展示されています。
展示物の中には、四街道市内で初出土した埴輪(はにわ)が初展示されており話題となっています。
市内に眠っている縄文の歴史
四街道の歴史展の中で開催された、講演会「千代田遺跡がひらく縄文の世界~千代田団地に眠る縄文の大集落~」が9月25日に開催されました。
四街道小学校出身の、阿部 芳郎氏(明治大学日本先史文化研究所長、文学部教授)が講師となり、
千代田団地や千代田近隣公園に眠る貝塚についての研究と、出土した貝や土器について発表しました。
千代田近隣公園に眠る「八木原貝塚」は、内陸部に位置するにもかかわらず、
海水に生息する貝が多く見られることから、近隣の海沿いの貝塚との物流が行われていた可能性を指摘されていました。
世界的にみても、稲作が行われたことが遅い日本。
日本では、稲作を行わないくても高度に発展した狩猟文化が育っていた可能性を示唆しているかもしれません。
阿部氏の関連著書
四街道の歴史展概要
開催日程:平成23年9月23日(金曜・祝日)~10月2日(日曜)
時間:9時00分~17時00分
休館:9月26日(月曜)は休館となります。
会場
四街道市文化センター 2階201、202号室
内容
原始時代~近代までの市内発掘の埋蔵文化財、歴史民俗資料の展示
問合せ先
四街道市教育委員会 教育部社会教育課
電話:043-424-8927
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